【清水建設】宣伝会議賞に応募しなかった一次通過以前のボツ作品をブログでさらす企画【2018年】
2018年の宣伝会議賞で書いたものの「一次通過しないだろう」と応募しなかったボツ作品をブログで成仏する企画です。
この記事では清水建設のコピーを5本成仏します。
宣伝会議賞とは?
「宣伝会議賞」は宣伝会議が主催する広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。
賞金も
・グランプリ (1点) : 賞杯・賞状・賞金 100万円
・コピーゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・CMゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・眞木準賞 (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
とかなり豪華なコピーライティングの公募コンペです。
清水建設のお題
「「建設現場での働き方が変わる」と思わせるアイデア」という出題でした。
詳細は以下のような感じです。
コピーの目的
「建設現場で先進的な取り組みをしている」、「建設現場の働き方が変わりそうだ」、といった期待感が表現され、若者が「現場で働いてみたい」と思うような、魅力的かつ斬新なアイデアを待っています。
市場・ターゲットの動向
現在、建設業では人手不足が深刻化し、生産性向上と担い手確保が課題となっています。また、建設現場にはいまだ3K(きつい、汚い、危険)というイメージがあり、働き手減少の一因にもなっています。生産性の向上による働き方改革と、建設現場への若手入職者の増大が喫緊の課題です。
課題商品・サービスの訴求したいポイント
「シミズ・スマート・サイト」は、建物の3次元モデルであるBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)とAI(人工知能)を搭載した自律型ロボットが連携し、現場で人と一緒に作業をするというものです。最大の特徴は、”自律型ロボット”という点です。自分で判断し、自分で作業できる建設現場向けのロボットとして注目されています。
制作にあたっての注意事項
これまでの建設現場のイメージにとらわれない、また一般の方々にも分かりやすい、新しい発想を募集します。
お題の印象
ロボットと人の共存する職場。
今っぽい題材ですが、人間にとってのメリットを考えるとなかなか難しいお題でした。
分かりにくいお題は賞にはつながらないだろうと思ってあまり注力しませんでした。
5つのボツ作品とボツの理由
バイトがビル建ててます。
ビルを簡単に建てられるようになることを訴求したコピー。
安全面などで良いイメージが無い響きなので、ボツ。
3割労働、成果そのまま。
人間の労働が楽になることを訴求したコピー。
ポジティブな理由で働きたくなるようにしたいなぁと思い、ボツ。
ストレス半減、やりがい倍増。
ロボットが色んなストレスを減らしてくれるのではと思って書いたコピー。
あまり建設現場のコピーっぽくないのでボツ。
いつかは、在宅現場指示。
家からロボットに支持を出せるのではと思ったコピー。
ただ単に楽さを訴求するだけだと魅力的じゃないと思いボツ。
激務はロボがやる。
単純な肉体労働をロボがやってくれることを訴求したと考えて出てきたコピー。
今の環境を蔑み過ぎたのでボツ。
みなさんも自分のコピーを振り返ってみてはいかがでしょうか?