健康志向で大注目!注目のギルトフリー関連銘柄まとめ
健康志向の高まりで注目のギルトフリー市場
高齢化にともなう、健康寿命の増進ニーズから、近年健康需要の高まりにこたえる製品が増えてきています。「脂質」や「糖質」を減らして開発されたギルトフリー食品は、おやつや間食で感じる「いま食べたら太るかも」「こんなに食べたら体に悪いかも」といった後ろめたい気持ちが軽減できる製品として注目を集めています。
ギルトフリー食品はコンビニでのお菓子やスイーツなど少しずつ世の中に浸透してきています。今後、世界的にも高齢化していくことを考えるとギルトフリー市場に関する銘柄からは目が離せません。
注目のギルトフリーに関連する銘柄まとめ
ギルトフリーに関する株銘柄を3つ紹介します。
大塚HD「ZEROMEAT(ゼロミート)」
大塚HDはホールディングス傘下の大塚食品で大豆をベースにしたギルトフリーなハンバーグを製品化しています。チーズインハンバーグでは豆乳ベースのチーズを作り上げるなど開発力の高さがうかがえます。
不二製油 「大豆舞珠(マメマージュ)」
製油や製菓材と並び、大豆関連事業も育ってきている不二製油。
「大豆ルネサンス」をスローガンに掲げる不二製油は世界初のUSS(Ultra Soy Separation)製法によって大豆を加工することで、生乳のごとく豆乳を加工します。
「大豆舞珠 MOU」はマスカルポーネチーズタイプの豆乳発酵食品です。
チーズよりもカロリーが低く、コレステロールもほとんどないのが特徴であり、女性層を中心に話題になっています。
三井物産 「BEYOND MEAT(出資)」
三井物産は米ロサンゼルスに本社を置くサベージ・リバー社に2%程度の出資を行っている模様です。同社は「ビヨンド・ミート(BEYOND MEAT)」というブランドで、植物性タンパク質で作った「肉」の代替商品を展開しています。
欧州を中心に広がるビーガンブームと高齢化を見据えた健康ブームから五輪を控えた日本でも代替肉が注目を集めています。
グリコ「SUNAO」
グリコは豆乳やとうもろこし由来の食物繊維といったこだわりの素材で、糖質・カロリーをコントロールしたアイスやクッキーを製造しています。
「SUNAO」というネーミングにもあるように、「おやつを我慢する」のではなく、「自分の欲に素直になっておやつ時間をギルトフリーにする」需要をいち早く抑えたお菓子メーカーとして注目を集めています。