【沢井製薬】宣伝会議賞に応募しなかった一次通過以前のボツ作品をブログでさらす企画【2018年】
2018年の宣伝会議賞で書いたものの「一次通過しないだろう」と応募しなかったボツ作品をブログで成仏する企画です。
この記事では沢井製薬のコピーを5本成仏します。
宣伝会議賞とは?
「宣伝会議賞」は宣伝会議が主催する広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。
賞金も
・グランプリ (1点) : 賞杯・賞状・賞金 100万円
・コピーゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・CMゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・眞木準賞 (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
とかなり豪華なコピーライティングの公募コンペです。
沢井製薬のお題
「沢井製薬を知らない若年層に対しての企業広告」という出題でした。
詳細は以下のような感じです。
コピーの目的
若い方々に対して、名前や事業を知ってもらえる企業広告を募集します。「あなたや若い方々が持っているであろう現在の当社への印象」を添えて、このように変えられるという企業広告の狙いも制作意図にご記載いただくことを期待しています。
市場・ターゲットの動向
ジェネリック医薬品の数量シェアはこの10年で大きく伸長しており、現在では約70%となっています。政府は「骨太の方針2017」で2020年9月末までにジェネリック医薬品の数量シェア80%以上とすることを目標にしています。この方針により、市場は今後も拡大し続けることが予想されます。沢井製薬はジェネリック医薬品業界のなかでトップクラスのシェアを誇っています。60代以上の認知度は80%近くありますが、20代付近の若い方々の認知度は50%を切っています(沢井製薬調べ)。
制作にあたっての注意事項
ジェネリック医薬品は医療用医薬品のため、製品名を広告することができません。具体的な製品名は記載しないようお願いいたします。
お題の印象
ジェネリック、、、高橋秀樹。。若者向け??
第一印象は何を言えばいいか分からなかったものの、
ジェネリック薬品の認知拡大と正しい理解促進に寄与すればいいんだ
と開き直った結果、割と考えやすいお題でした。
5つのボツ作品とボツの理由
良い薬を安くする。
最初にジェネリックのことを調べずに書いたコピー。
安くするだけが沢井製薬のジェネリックじゃないことに気付いたのでボツ。
家計もケアする。
こちらも安さ訴求のコピー。
安くする+進化させるのがジェネリックと分かったのでボツ。
ジェネリックはコピーじゃない。
コピー薬のイメージが強いジェネリックですが、それだけじゃないことを主張したコピー。
と思ったものの、コピーじゃなくて何やねんを言えてないのでボツ。
使われる薬を作りたい。
髙くて使えない&飲みにくくて使えない薬を使われる薬にするなぁと思って書いたコピー。
「使われる」だけだとイマイチ伝えきれていないのでボツ。
ジェネリックはさわいだ。
騒いだと沢井だをかけたコピー。
若者向けな表現かと思って書いたものの、以下のポイントを外したので当然ボツ。
みなさんも自分のコピーを振り返ってみてはいかがでしょうか?