【サマリー】宣伝会議賞に応募しなかった一次通過以前のボツ作品をブログでさらす企画【2018年】
2018年の宣伝会議賞で書いたものの「一次通過しないだろう」と応募しなかったボツ作品をブログで成仏する企画です。
この記事ではサマリーのコピーを5本成仏します。
宣伝会議賞とは?
「宣伝会議賞」は宣伝会議が主催する広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。
賞金も
・グランプリ (1点) : 賞杯・賞状・賞金 100万円
・コピーゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・CMゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・眞木準賞 (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
とかなり豪華なコピーライティングの公募コンペです。
サマリーのお題
「新しいもの・ことに敏感な20~30代にスマホ収納「サマリーポケット」を”実際に使ってもらえる”ようなアイデア」という出題でした。
詳細は以下のような感じです。
コピーの目的
あなたの身近にいる方々に「使ってみたい!」と思ってもらえそうな、素敵なアイデアをお待ちしています。
市場・ターゲットの動向
収納が少ない部屋に住んでいる、新しいもの好きで流行に敏感な20~30代の男女がターゲットです。お気に入りの服やモノは大切に保管したいけれど、収納スペースも片付ける時間もなく、結局クローゼットに詰め込むだけに。収納から溢れたモノを見てストレスを感じている…そんな方を想像しながらアイデアを膨らませてみてください。
課題商品・サービスの訴求したいポイント
サマリーポケットでは、倉庫の老舗・寺田倉庫が保管を担当しているので、自宅よりも良い環境で大切なものを保管することができます。さらに、ボックスの取り寄せ・保管品のリスト化・取り出しまで、家にいながらスマホひとつでできるのもポイントです。1箱月額250円~のお手頃価格で、大きなボックスには布団も収納できます。今回、保管料最大3ヵ月無料のクーポンも配布しているので、ぜひ実際に使ってみてください。
お題の印象
トランクルームのような家の外での収納サービスというイマドキなサービスだなぁと思いました。部屋の片づけという普遍的な悩みなので審査員の共感も呼びやすそうだとも思ったり思わなかったり。
イマドキな分、コピーライターの手あかが付いていないので、開拓者になった気分で色々な切り口から考えられるお題でした。
5つのボツ作品とボツの理由
片付いたけど、捨ててない。
捨てなくても片付くことを訴求したコピー。
絶対かぶる切り口なのでボツ。
送るだけ収納術
送るだけで部屋が片付くということを訴求したコピー。
悪くはないが、受賞ものではないと感じたのでボツ。
置き場がないのに、片付いた。
部屋の中に置き場を作ることだけが片付けではないことを表現したコピー。
サービスを使う気になるようなキャッチコピーではないのでボツ。
私のスマホ、詰め放題。
スマホの中に全部しまえるようなサービスだと定義しなおしたコピー。
イマイチ伝わりにくかったのでボツ。
片付かない、部屋はない。
どんな部屋でも片付けられることを訴求したコピー。
実施に使ってもらうことに寄与するか怪しかったのでボツ。
みなさんも自分のコピーを振り返ってみてはいかがでしょうか?