【数検】宣伝会議賞に応募しなかった一次通過以前のボツ作品をブログでさらす企画【2018年】
2018年の宣伝会議賞で書いたものの「一次通過しないだろう」と応募しなかったボツ作品をブログで成仏する企画です。
この記事では日本数学検定協会のコピーを5本成仏します。
宣伝会議賞とは?
「宣伝会議賞」は宣伝会議が主催する広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。
賞金も
・グランプリ (1点) : 賞杯・賞状・賞金 100万円
・コピーゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・CMゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・眞木準賞 (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
とかなり豪華なコピーライティングの公募コンペです。
日本数学検定協会の課題
「「数検」を受験したくなるような、キャッチフレーズやアイデア」という出題でした。
詳細は以下のような感じです。
コピーの目的
数学検定・算数検定(通称:「数検」)を受検することのメリットや魅力を、より多くの人にわかりやすく伝えたいと考えています。
市場・ターゲットの動向
「数検」は、年間35万人以上が受検しており、検定業界のなかではTOEIC・英検・漢検につぐ受検者数です。また、受検者のおよそ9割は小中高生で、多くの方が進学や就職に活用しています。しかしながら、英検・漢検と比較すると認知度は低く、小中高生はもちろんのこと、その親世代に対してもアプローチすることが重要と考えています。
課題商品・サービスの訴求したいポイント
「数検」は、算数・数学の実用的な技能を図る検定で「記述式」が特長です。2020年度にセンター試験から代わる「大学入学共通テスト」では、数学など一部の問題でも記述式が採用されることになっており、記述式や理数教育の充実が重要視されてきています。
制作にあたっての注意事項
当協会は、多くの方々が抱く「数学=嫌い・苦手」というイメージを払拭し、算数・数学好きを増やすことを目指しています。既存のイメージを覆すようなユニークで斬新な作品をお待ちしています。
(第56回 宣伝会議賞|一般部門課題詳細 39.日本数学検定協会)
日本数学検定協会の課題の印象
数検を受けたくなるというゴールが明確なのは分かりやすかったですが、
正直生活者的には受けなくてもいいじゃんという試験な気がしてしまい、いざ核となると納得感のあるものが書きにくそうな印象でした。
宣伝会議賞っぽい難易度という気がします。
5つのボツ作品とボツの理由
数学できるのが、一番カッコいい。
色んな科目があるけれど数学出来る人が一番かっこいいのでは?と思って書いたコピー。
検定につながらなかったので、応募せずにボツ。
検定に受かると、苦手な気はしなくなる。
検定に受かってしまったら苦手意識はなくなるのでは?と思って書いたコピー。
数学の要素が無くなってしまったためにボツ。
数学がアピールになる時代。
情報化が進んだ時代においては数学の必要性も高まっていくのではと思って書いたコピー。
検定を受ける気になるかが怪しかったのでボツ。
家族で受ければ、数学はもっと楽しい。
一人で受けるイメージの強い検定を家族で受けるものとして訴求したコピー。
ただ行動変容させるほどの力を持たせられなかったのでボツ。
この世には、筋道立てる考えが必要だ。
数学って何の役に立つんだろう?を考えていきついたコピー。
あまりにも数学検定の受験と距離があったのでボツ。
みなさんも受賞の連絡を待つ間に、自分の宣伝会議賞のコピーを振り返ってみてはいかがでしょうか?