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【大和証券】宣伝会議賞に応募しなかった一次通過以前のボツ作品をブログでさらす企画【2018年】

2018年の宣伝会議賞で書いたものの「一次通過しないだろう」と応募しなかったボツ作品をブログで成仏する企画です。
この記事では大和証券のコピーを5本成仏します。

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宣伝会議賞とは?

「宣伝会議賞」は宣伝会議が主催する広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。

賞金も

・グランプリ (1点) : 賞杯・賞状・賞金 100万円

・コピーゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円

・CMゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円

・眞木準賞 (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円

とかなり豪華なコピーライティングの公募コンペです。

大和証券のお題

「資産形成の必要は感じつつも、ためらっている人の背中を押すような自由なアイデア」という出題でした。

詳細は以下のような感じです。

コピーの目的

昨今、将来の教育資金や老後資金等に備えるための「資産づくり」に関心が高まっており、その必要性を意識し始めた方は増えています。しかし大半の方は「投資」というアクションを起こせていないという状況です。それには、何から始めればいいのかわからない、まだ始めるタイミングではない、投資にはリスクがある、などの理由があると思います。当社としてはそのような方のニーズにお応えし、サポートしたいと考えております。そこで「資産づくりをはじめたい方」の背中を押していただけるような表現を募集します。

市場・ターゲットの動向

家計金融資産に占める現預金の割合は、日本51.7%、米国13.7%、株・投資信託の割合は、日本18.6%、米国46.2%(平成28事務年度 金融レポート)となっており、日本では現預金が半数以上を占めています。

制作にあたっての注意事項

自由な発想で、世の中のお金が投資に向かうような表現をお待ちしています。

第56回 宣伝会議賞|一般部門課題詳細 25.大和証券

お題の印象

 

「貯蓄から運用へ。」という世の中の流れに沿ったお題でした。

世間の関心度が高い分、賞を獲るコピーが生まれやすいような気がします。 

5つのボツ作品とボツの理由

何もしないのが、一番リスク。

貯金だけでいいやと思っている人に向けて書いたコピー。

この程度の表現じゃ動かないんだろうなぁと思ったためボツ。

円の価値も変動してる。

とりあえず円だけ持ってる人に向けたコピー。

円の価値が変動するからといって運用をする気になるかは怪しいのでボツ。

ストレス溜めずに、資産を貯めよう。

現代社会に媚びたコピー。

共感できる要素が無いなぁと、一晩寝て考え直したのでボツ。

貯金の100倍面白い。

運用の価値を面白さとして表現したコピー。

何が面白いの?と思われてしまいそうなのでボツ。

老後のあなたは今ほど働けない。 

資産運用の必要性を老いから訴求したコピー。

資産運用につながるか怪しいと思ったのでボツ。 

 

みなさんも自分のコピーを振り返ってみてはいかがでしょうか? 

www.design-forward-neta.com