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【伝統的工芸品産業振興協会】宣伝会議賞に応募しなかった一次通過以前のボツ作品をブログでさらす企画【2018年】

2018年の宣伝会議賞で書いたものの「一次通過しないだろう」と応募しなかったボツ作品をブログで成仏する企画です。
この記事では伝統的工芸品産業振興協会のコピーを5本成仏します。

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宣伝会議賞とは?

「宣伝会議賞」は宣伝会議が主催する広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。

賞金も

・グランプリ (1点) : 賞杯・賞状・賞金 100万円

・コピーゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円

・CMゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円

・眞木準賞 (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円

とかなり豪華なコピーライティングの公募コンペです。

伝統的工芸品産業振興協会のお題

「「伝統的工芸品」の意味をたくさんの人に知ってもらい、日常で使ってもらうためのアイデア」という出題でした。

詳細は以下のような感じです。

コピーの目的

日本には、長い歴史とその地方独特の風土に育まれ、暮らしの必需品として愛用されてきた数多くの伝統的工芸品があります。それに用いられる手づくり技術は、日本が世界に誇る、将来にわたって受け継がれるべき貴重なものであることから、多くの方に認知していただき永く親しみをもっていただけるキャッチフレーズを募集します。

課題商品・サービスの訴求したいポイント

伝統工芸青山スクエアでは全国各地の伝統的工芸品をご覧いただけます。インスピレーションが湧きヒントになるかと思います。ぜひおいでください。

第56回 宣伝会議賞|一般部門課題詳細 30.伝統的工芸品産業振興協会

お題の印象

あまり接点のない「伝統的工芸品」。

そして、たくさんの人に知ってもらい、日常で使ってもらうためのアイデアという一石二鳥系のオリエン。。

宣伝会議賞でたまにある一石二鳥系の課題は審査員もどちらに力点を置くかがあいまいになると思うので、個人的には地雷だと思ってます。

なので、あまり力をかけなかったお題でした。 

5つのボツ作品とボツの理由

ものづくりも大切にしよう。

モノを大切にするだけでなく、ものづくり自体を大切にしようというコピー。

使われることに寄与するか怪しいのでボツ。

伝統的なのに、使い心地は新しい。

伝統工芸品は時代を経ても衰えないことを表現しようとしたコピー。

表現がたどたどしい感じになってしまったので、ボツ。

使わないと、途絶えてしまう。

伝統的工芸品を使ってもらう必要性を説いたコピー。

途絶えることのデメリットがあまり伝わらないのでボツ。

伝えたいが、詰まってる。

過去から脈々と伝えられてきた伝統的工芸品には「伝えたい」が詰まってると思い書いたコピー。

受け手側のメリットが不明なのでボツ。

たまには伝統も使おう。 

新しいモノばかりを追いかけがちな今日この頃だからこど、伝統を使ってもいいのではと思って書いたコピー。

使うメリットまで言及できてないのでボツ。 

みなさんも自分のコピーを振り返ってみてはいかがでしょうか? 

www.design-forward-neta.com