【パナソニック】宣伝会議賞に応募しなかった一次通過以前のボツ作品をブログでさらす企画【2018年】
2018年の宣伝会議賞で書いたものの「一次通過しないだろう」と応募しなかったボツ作品をブログで成仏する企画です。
この記事ではパナソニックのコピーを5本成仏します。
宣伝会議賞とは?
「宣伝会議賞」は宣伝会議が主催する広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。
賞金も
・グランプリ (1点) : 賞杯・賞状・賞金 100万円
・コピーゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・CMゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・眞木準賞 (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
とかなり豪華なコピーライティングの公募コンペです。
パナソニックの課題
「パナソニックの幅広い事業フィールドを感じていただきつつ、思わず働きたくなるアイデア」という出題でした。
詳細は以下のような感じです。
コピーの目的
パナソニックの幅広い事業領域を知ってもらうとともに、「この企業で、この仲間たちと働きたい!」と感じていただける人材募集のアイデアを募集します。
市場・ターゲットの動向
私たちが求める「人」は、大きな夢と高い志を持ちチャレンジし続ける人、世界で戦える尖った強みを持った人、新たな価値を創造し変革を起こせる人です。
課題商品・サービスの訴求したいポイント
「家電」のイメージが強いパナソニックですが、「家電」「住宅」「車載」「BtoB」の4領域で事業を展開し、世界中のお客さま一人ひとりにとっての「より良いくらし、より良い世界」の実現を目指しています。
制作にあたっての注意事項
自由な発想で、ご自身がパナソニックで働いてみたい!と思えるようなアイデアをお待ちしています。
課題の印象
パナソニックは誰もが知る企業なので、そういう意味では取り組みやすい課題ですが、「パナソニックの幅広い事業フィールドを感じていただきつつ、思わず働きたくなるアイデア」という一石二鳥を狙わなければならない難題でした。
一次通過以前の5つのボツ作品とボツの理由
一を見て、億を成す。
観察から世の中に広く使えるモノやサービスを作る会社というイメージで描いたコピー。
働きたくなるかと言われると微妙なのでボツ。
未来を語るあなたに会いたい。
未来志向の人を採用したそうだと思って書いたコピー。
Panasonicらしさが皆無なのでボツ。
ゼロからマチづくり。
家電に限らず幅広いことを創造できることを訴求したコピー。
「一緒に働きたくなる」まで持って行けていない気がしたのでボツ。
商品を通じて、世の中を創っている。
製品のメーカーを越えて世の中を創っていることを訴求したコピー。
抽象的な表現になり過ぎたのでボツ。
世界が、舞台。
日本のメーカーのイメージが強いので、世界志向を表現したコピー。
どの企業でも言えそうな表現なのでボツ。
みなさんも自分のコピーを振り返ってみてはいかがでしょうか?