知らなきゃ損する『起承転結』のデザインとは?
時系列でしゃべったり書いたりしていませんか?
会話のデザインできてますか?
日常でも仕事でもコミュニケーションが求められる時代
ITによって企業や業界の垣根がなくなり部門・企業間交流の機会が増えてきたり、個人でもプレゼンテーションを行うような機会は増えていると思います。
一方で副業の解禁や働き方改革の中でSNSやブログでの発信など個人発信のコミュニケーションは日々増えていると言えるでしょう。
コミュニケーションが苦手だと損する時代
忙しい現代において短い時間のやり取りで相手の興味や関心を引く必要があります。
同じ内容であっても伝え方ひとつで面白くも、つまらなくもなります。
よく「あの人つまらないよ」とレッテルを張られている人がいますが、前述したようにコラボレーションが求められる世の中では「コミュニケーションが下手」というだけで、一緒に仕事をしたくない人になってしまい様々な損が生まれやすい時代になっているといえます。
『起承転結』のデザイン
ではどうすればコミュニケーションで損をしないようにできるでしょうか?
一つの解として、「起承転結」のデザインがあります。
例えば昨日あった出来事ひとつ話すにしても
「昨日、大学の後輩と夜遅く呑んでいて」
↓
「ついつい昔話に花が咲いてしまって」
↓
「呑みすぎて途中から記憶がなくて」
↓
「今朝、公園の滑り台で目が覚めたんですよ」
というのが普通のコミュニケーションですが、
同じ内容でも、
「今朝、公園の滑り台で目が覚めたんですよ」
↓
「昨日、大学の後輩と夜遅く呑んでいて」
↓
「ついつい昔話に花が咲いてしまって」
↓
「呑みすぎて途中から記憶がなくて」
の方が引きこまれると思います。
違いとしては「結」を最初に持ってきました。
そう、『起承転結』のデザインとは
『結』を最初に持ってくること
・
・・
・・・
ではありません。
大事なのはどうすれば早い段階で聞き手に驚き(興味)を与えられるかです。
人はコミュニケーションをする時に、ついつい時系列でアウトプットをしてしまいがちです。時系列は正しくはあっても、面白いとは限りません。
『起承転結』のデザインとは、どのような順番で話すのが一番相手に驚き(興味)を与えられるかを考えることにあります。
日々の小さなコミュニケーションから「起承転結」のデザインを実践していくことが、あなたの人生をよりよくしていくでしょう。
私自身もまだまだ始めたばかりですが、意識するとコミュニケーションが楽しくなります。このブログの最初の1行も、その第一歩でした。
一緒にがんばりましょう。