【バスクリン】宣伝会議賞に応募しなかった一次通過以前のボツ作品をブログでさらす企画【2018年】
2018年の宣伝会議賞で書いたものの「一次通過しないだろう」と応募しなかったボツ作品をブログで成仏する企画です。
この記事ではバスクリンのコピーを5本成仏します。
宣伝会議賞とは?
「宣伝会議賞」は宣伝会議が主催する広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。
賞金も
・グランプリ (1点) : 賞杯・賞状・賞金 100万円
・コピーゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・CMゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・眞木準賞 (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
とかなり豪華なコピーライティングの公募コンペです。
バスクリンのお題
「バスクリンを選びたくなる、ほっとなアイデア」という出題でした。
詳細は以下のような感じです。
コピーの目的
「バスクリン」は、家族の健康と幸せを願い、日本のお風呂とともに歩んできたロングセラーブランドです。今回の課題では、「やっぱりお風呂って良いよね」、「(数ある入浴剤ブランドの中でも)やっぱりバスクリンって良いよね」と思っていただけるアイデアを募集します。
市場・ターゲットの動向
購入時に重視するポイントの調査では、「香り」「温まり」「価格」が上位。週5回以上湯船につかる人は64%、湯船につかる時間は10.9分。バスクリンブランドの現使用者からは「リラックスできる」「親しみやすい」「家族で使える」と評価されています。
課題商品・サービスの訴求したいポイント
今年リニューアルを行い、アロマのツブの大きさが2倍にUP、「香りプレミアム」になって新登場しました。シリーズとして「大人のバスクリン」「ピュアスキン」など、豊富なラインナップも特徴です。残り湯洗濯OK、エコキュート対応、進化を続けるバスクリン。とくに入浴剤の使用率の高い30・40代に向けて、家族を思って選べば、やっぱりバスクリン。と思っていただける、ほっとなアイデアをお待ちしています。
お題の印象
家庭の定番的な製品は日清オイリオやサランラップなど過去にも最優秀賞に選ばれており、共感が生まれやすそうなお題だと思いました。
お風呂という誰でも入るものが対象なので、競争が激しくなりそうなお題な一方、取り組みやすくもあるお題でした。
5つのボツ作品とボツの理由
疲れに合わせたバス加減。
バブや袋入り入浴剤と比べた時のバスクリンの箱パッケージの良さを表現しようとしたコピー。
あまり読み手のメリットに感じられない響きなのでボツ。
さあ、浴求に従おう。
お風呂欲を掻き立てる製品として訴求したコピー。
バスクリンの家庭的な雰囲気が無くなったのでボツ。
あたたかい人に、なりましょう。
人柄的なあたたかさと温浴効果をかけたコピー!
似たようなの一杯出そうだし、お風呂っぽさが皆無なのでボツ。
シャワーで洗い、お風呂であったまる。
シャワーとお風呂の役割を明確にしたうえで、お風呂の温浴効果を訴求したコピー。
バスクリンにもうちょっと寄り添ったコピーにしたいと思ったのでボツ。
気づけば、だんなが風呂掃除。
お風呂にはまりすぎて家事分担が楽になるかもと思って書いたコピー。
家事分担までの過程が伝わりづらいコピーになってしまったのでボツ。
みなさんも自分のコピーを振り返ってみてはいかがでしょうか?