CryptoKitties(クリプトキティーズ)での寄付・慈善活動がケタ違い過ぎると話題に
CryptoKitties(クリプトキティーズ)とは?
CryptoKitties(クリプトキティーズ)は仮想通貨イーサリアムのプラットフォーム上で動く、仔猫を交配して売買できるブロックチェーンゲームです。
交配によって産まれたレア度の高い猫は数百万円~数億円の値がつくなど一攫千金のチャンスもあり、世界中で人気を博しています。
一見すると投資や投機のイメージが強いブロックチェーンゲームですが、海外では寄付や慈善活動に利用される事例が増えてきています。
CryptoKittiesが寄付に活用された事例
ブロックチェーンゲームの特徴である「金銭的な価値を持つ」クリプトキティーを活かした事例を紹介します。
小児病院向けに$15,000USD
シアトルに小児病院を建てるというプロジェクトに賛同したクリプトキティーズのユーザーがBella's Kitty Denという市場に370種類の猫を寄付しました。
それらの猫をチャリティーオークションにかけたところ、15000ドルにあたるイーサリウムが集まりました。
当初は1か月を予定していたオークションですが、3週間で完売するほど注目を集めるプロジェクトだったそうです。
ウミガメ保護に$140,000USD
😍🐢 The turtle "Honu" is the first #CryptoKitty made to serve as an environmental ambassador to help protect oceans and wildlife on the #ethereum #blockchain thanks a partnership between @CryptoKitties @ACTAIglobal and @OceanElders via @Forbes : https://t.co/4yj6i2PGCZ pic.twitter.com/xToj8ljbMp
— Domraider (@domraider) 2018年7月11日
ACTAI Globalという活動団体とOcean Eldersという野生保護団体が主導で行われたプロジェクトです。地球と野生生物を保護する環境大使として“Honu”がというクリプトキティ―が発表されました。Honuはウミガメを模した姿のKittyとなっておりCryptoKittiesのアートディレクターGuile Gaspar氏によってデザインされました。
結果的には14万ドル(約1,555万円)で販売され、その収益は全て慈善団体へと寄付されました。