【セメダイン】宣伝会議賞に応募しなかった一次通過以前のボツ作品をブログでさらす企画【2018年】
2018年の宣伝会議賞で書いたものの「一次通過しないだろう」と応募しなかったボツ作品をブログで成仏する企画です。
この記事ではセメダインのコピーを5本成仏します。
宣伝会議賞とは?
「宣伝会議賞」は宣伝会議が主催する広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。
賞金も
・グランプリ (1点) : 賞杯・賞状・賞金 100万円
・コピーゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・CMゴールド (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
・眞木準賞 (1点) : 賞杯・賞状・賞金 30万円
とかなり豪華なコピーライティングの公募コンペです。
セメダインのお題
「あらゆる産業現場のエンジニアに「技術パートナー」としてセメダインを想起させる広告アイデア」という出題でした。
詳細は以下のような感じです。
コピーの目的
私たちのターゲットである設計エンジニアに、つけたい時、困った時に真っ先に思い浮かぶ「技術パートナー」としてセメダインを認知いただくことが今回の課題となります。工作やプラモデルなど、toCを想起させる必要はありません。
課題商品・サービスの訴求したいポイント
産業現場における接合技術にはさまざまな方法がありますが、接着剤の接合方法には「部材に穴を開ける必要がない」「接合部に歪みをつくらない」など、「つける」機能以外にも利点があります。ネジやボルトによる接合が最も優れているわけではなく、接着剤の素晴らしさはネジやボルトの代替となる点ではありません。これは、私たちも過去の応募作品から学んだ、コピー制作時の注意すべき視点です。
お題の印象
毎度おなじみのセメダイン。
今回はオリエン資料に前回の添削が載っているという出題へのこだわりっぷり。
「あらゆる産業現場のエンジニアに「技術パートナー」としてセメダインを想起させる」
へのこだわりがハッキリしていたので、割と考えやすいお題でした。
5つのボツ作品とボツの理由
接着は発明の母。
発明のパートナーとしてのセメダインを訴求するコピー。
言ってるだけで心に響くものがない気がしたのでボツ。
ものづくりの悩みで出来ている。
セメダインがものづくりを支えることをアピールしたコピー。
「だから、何?」というツッコミが目に見えたので、ボツ。
性能も工期も、付いてくる。
物理的な接着だけじゃない問うことを表現したコピー。
魅力的な響きが無かったのでボツ。
実はここ、接着です。
こんなところにも使えるんだ!という驚きを表現したコピー。
パートナーになるとは少し違う表現になったのでボツ。
セメダインはくっつくだけじゃない。
セメダインは接着だけじゃないことを表現したコピー。
BtoBの路線とは違うメッセージになったのでボツ。
みなさんも自分のコピーを振り返ってみてはいかがでしょうか?