デザインフォワード

デザインの視点から商品やサービスのマーケティング事例を考察するブログ

MENU

ブログタイトル

不景気に強い!?日本版のサブスクリプションサービス関連銘柄まとめ

サブスクリプション(定期購買)銘柄とは?

サブスクリプションとは元々はコンピューターのソフトウェア領域で根付いていた「ソフトウェアを買い取るのではなく、ソフトを借りて、利用した期間に応じて料金を支払う」料金体系のことでした。転じて、年会費や月額の定期料金を支払うようなサービスのことを指すようになっています。

海外のサービスだとAmazonPrimeやNetflix、Spotifyが日本にも上陸して広まりつつありますが、日本版のサブスクリプションサービスも続々と登場しています。

一度登録すると、そのサービスが生活の一部となりなかなか離脱しなくなることから不景気にも強いサービスモデルであると考えられています。

この記事では日本のサブスクリプションサービスの事例と関連銘柄を紹介します。

f:id:massam-forward:20180707092441j:plain

NewsPicks(証券コード:3966)

 「経済を、もっとおもしろく。」というコンセプトの下、2-30代の若手のビジネスパーソンや就活生をターゲットとしたソーシャル経済メディアです。月額1400円で 国内外の最先端の経済ニュースを厳選して配信し、専門家や著名人の解説コメントを参照することができます。

海外進出にも積極的で、ウォール・ストリート・ジャーナルをはじめとする世界規模の取材ネットワークをもつグローバルメディア企業であるDow Jones社との提携や米国発の大手経済メディア「Quartz」の買収など「世界で最も影響力のある経済メディアになる」という目標に向けて着々と基盤を整えています。

男女を問わずオフィスワーカーが専門家の視点を参照しながら経済ニュースを読むことで自分にはなかった視点で物事をとらえる習慣がつくようなサービスです。

提供するのはユーザベースという会社です。

newspicks.com

 マネーフォワード(証券コード:3994)

  「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションのもと、toC領域では家計簿・資産管理サービス「MoneyForward」を展開し、toB領域では「MFクラウド」シリーズを展開しているマネーフォワード。

家計簿・資産管理サービス「MoneyForward」は無料でも使えますが、月額500円でプレミアム会員になることができます。プレミアム会員になると連携できる口座などのサービス数が10を超えて登録出来たり、それらのサービスの情報を一括更新できるようになったりと地味に便利な機能が使えるようになります。

今後キャッシュレス化や資産運用の分散化が進んでいくとともに、個人の資産管理ツールとして定着していくことでしょう。

提供するのはマネーフォワードという会社です。 

moneyforward.com

テモナ(証券コード:3985)

『「フロービジネス」のすべてを「ストックビジネス」へと転換させたい。』という野心を掲げるテモナはショッピングカート付き通販統合web システム「たまごリピート」を中心に事業会社のECなどでの定期販売サービスを支える統合システム・サービスを提供する会社です。

「八天堂」や「おかん」といった通販サイトが事例として紹介されており、自社ブランドを大切にしつつEC化を進めたい中小規模の事業会社での活用が進んでいます。

temona.co.jp

bplats (証券コード:3667)

「IoTでビジネス革命を。サブスクリプションをすべてのビジネスに。」と公式HPに書かれているように工作機械やロボット、シェアリングサービスなどあらゆるものに対して従来の売り切りサービスからサブスクリプションモデルのサービスへと変容させようとしています。

具体的には「Bplats®」という、サブスクリプションにおける従量課金を含む月額請求や年額請求など多様な請求ルールを持つ商品構成に基づく契約管理や請求管理が行える販売管理ソリューションを展開しています。

IoT市場でも導入が順調なことから今後の成長が期待されます。

www.bplats.co.jp

 

EDIST.CLOSET (証券コード:3667)

 「EDIST.CLOSET」は「仕事や育児で買い物に行く時間がない」「同じような服ばかりがクローゼットに溢れていて憂鬱」という若・中年女性を対象にしたファッションのレンタルサービスです。月額8000円程度でオリジナルデザインのコーデをレンタルすることができます。

競合サービスとしては「airCloset」がありますが、ターゲットのニーズに合わせた完全オリジナルの衣服をレンタルしている点が差別化のポイントのようです。

提供するのはenishという「欅のキセキ」などスマホゲームを手掛けている会社です。

EDIST. CLOSET - ファッションレンタルサービス 最旬コーデをセットでお届け

まとめ

定期購買型のサービスは一度始めたらなかなかやめられないので不景気に強いと言われています。
信じるか信じないかはおまけせしますが、おさえておくのは悪くないと思います。 

www.design-forward-neta.com