SNS時代にぴったり!印刷技術を駆使した国内外のプロモーション事例まとめ
フラッシュプリント
1つ目は、スマホなどのフラッシュをたいて撮影すると絵柄が出てくる「フラッシュプリント」印刷です。光の反射を利用したフォトジェニックなプリントになります。
NTTdocomoの駅ナカ広告
2017年の9月に東急田園都市線の渋谷駅ではられたポスターの事例です。
夏の終わりに「この夏をしめくくる“撮っておきの思い出づくり”を応援する」というスマホにまつわる粋なプロモーションでした。
東急田園都市線、渋谷駅構内のドコモの広告✨
— 鶴間 恵里(Eri Tsuruma) (@cranelab_jp) 2017年9月9日
ただの黒い夜空がスマホのフラッシュで一面の花火に!!
SNSでシェアしてもらうための施策とかキャッチとか、すべてにおいて時代に合っていて素晴らしい❀.(*´◡`*)❀.#スマホ花火大会 pic.twitter.com/ghiVDefH08
アンリアレイジ 2016年春夏コレクション
人気ブランド「アンリアレイジ」の衣服にも採用されました。
暗闇の中で行われたファッションショーで光る衣服は必見です。
感温印刷
2つ目は温度によって色が変化する感温印刷です。
ASICS Brazilの足型広告
足に合わない靴を履いてランニングをすると、靴擦れはもちろん足に負担をかけてしまい、怪我をしてしまうことが多いものです。日本でも有名な靴メーカー・アシックスのブラジル支社は、生活者に自分自身の足について知ってもらうために、自分の足のタイプを診断できる画期的な雑誌広告を実施しました。
雑誌の見開きを地面に置き、はだしで踏むと体温に反応して自分の足型が現れ、自分の足の形が診断されるというものです。
興味を持って試してから診断⇒購買へとシームレスな動線がデザインされています。
感紫外線印刷
3つ目は紫外線によって色が変化する感紫外線印刷です。日光を浴びるシチュエーションでの活用できそうです。
カナダ・ブリティッシュコロンビア州の麻疹ワクチン接種の啓発広告
麻疹ワクチンの接種が忘れられてしまうという課題に対して、州の当局は予防接種対象児のいる約5万人の両親にDMを送りました。
封筒から取り出し、カードに紫外線にあたると、余白に赤い水泡が現れてくるという仕掛けでした。これにより、受け手である両親に麻疹に感染したかのような疑似体験をさせるとともに、感染への恐怖をあおり、感染予防のための子供へのワクチン接種を訴求するという施策でした。
オーストリア・ソーラーのアニュアルレポート
太陽光発電の会社によるアニュアルレポートです。
太陽光発電という事業と太陽のもとでしか読めないアニュアルレポート。
海外ならではのエッジの効いたデザインです。